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入枝泰樹准教授が令和3年度(第17回)「若手農林水産研究者表彰」の農林水産技術会議会長賞(農林水産省)の受賞者に選ばれました

研究

2021年11月25日

信州大学学術研究院(農学系)の入枝泰樹准教授が、農林水産業および関連産業に関する研究開発において優れた功績を上げた若手研究者に与えられる令和3年度(第17回)「若手農林水産研究者表彰」の農林水産技術会議会長賞(農林水産省)の受賞者に選ばれました。

 入枝准教授は、病原糸状菌と植物の感染・防御戦略に関する分子生物学的研究に取り組み、植物病原糸状菌の病原性因子を同定して蛍光可視化し、宿主植物への輸送機構を解明すると同時に、病原性因子の分泌を阻害する化合物スクリーニング系を開発し、農薬の標的候補となるタンパク質の取得に成功しました。さらに、病原糸状菌の病原性因子が植物の病原菌認識機構の中枢を攻撃することを初めて証明しました。また、植物の表皮に存在する機能未知の小さな葉緑体が病原糸状菌に対抗する免疫機能を備えていることも発見し、本免疫系の有効利用が、耐病性植物の作出につながると期待されています。

令和3年11月25日にアグリビジネス創出フェア2021(東京ビッグサイト)の会場内にて表彰式が行われました。

参考:詳細はこちらをご覧ください。 (農林水産技術会議報道発表)

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