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大学院総合理工学研究科農学専攻2年田崎光佑さんが令和3年度日本植物病理学会関東部会において学生優秀発表賞を受賞

研究

2021年9月21日~22日に、オンラインで開催された日本植物病理学会関東部会において、植物病理学研究室の田崎光佑さん(修士課程2年)が「学生優秀発表賞」を受賞しました。

この賞は、植物病理学に関する優れた研究発表に対し贈られる賞です。

新規の農薬を開発する上で、植物の病原体に対する抵抗反応のしくみを解明することは重要です。植物において病気に対する抵抗反応時には、サリチル酸という化合物が重要な役割を果たします。本研究では、モデル植物のシロイヌナズナと同様に、タバコ属植物においてもCBP60型の転写因子がサリチル酸の合成を促進することを明らかにしました。 さらに、CBP60型転写因子により制御されるサリチル酸合成関連遺伝子が、タバコ属植物とシロイヌナズナの間で異なることを明らかにしました。

今回の受賞は、ほとんど分かっていなかったタバコ属植物におけるサリチル酸合成経路に関して新たな知見をもたらした点が評価されました。

受賞演題は以下のとおりです。

「タバコのCBP60型転写因子はサリチル酸合成関連遺伝子の発現を制御する」

〇田崎光佑1,加藤新平1

1信州大学農学部)

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