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凍り豆腐由来レジスタントプロテインの免疫賦活効果を確認

研究

 信州大学学術研究院(農学系)田中沙智准教授と旭松食品株式会社との共同研究により、凍り豆腐由来のレジスタントプロテインの免疫賦活作用が
明らかになりました。

 凍り豆腐由来レジスタントプロテイン(SRP)によるインターフェロン-γ
(IFN-γ)産生誘導能を、脾臓細胞を用いた試験により検討したところ、
SRPはIFN-γ産生誘導能を有していることが明らかになりました。

 さらに、その活性はタンパク質の高次構造によること、およびToll-like receptor 4以外の経路に依存していることが認められました。SRPおよびSRPを含む食材は免疫賦活作用をもつ可能性が示唆されました。

 今後はSRPのIFN-γ誘導効果の詳細な分子メカニズムの解明が望まれます。

 本研究成果は「薬理と治療」、2021年49巻4号599-603.(2021年4月28日発行)に掲載されています。

詳しい研究内容については以下をご覧下さい。
https://drive.google.com/file/d/1X3Jaf6JccqiTFpmPxYmDQZ9c_DrpPa_N/view?usp=sharing


【論文タイトルと著者】
タイトル:凍り豆腐由来レジスタントプロテインの免疫賦活効果
著者:石黒貴寛(旭松食品株式会社)、田中沙智(信州大学農学部)
掲載誌:薬理と治療、2021年49巻4号599-603.(2021年4月28日発行)

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