大学院総合医理工学研究科の博士課程2年の二橋佑磨さん(農学系・高谷研究室)が日本農芸化学会中部支部企業奨励賞を受賞
令和2年9月26日にオンラインで開催された日本農芸化学会中部支部第187回支部例会において、分子細胞機能学研究室の二橋佑磨さん(博士課程2年・日本学術振興会特別研究員)が企業奨励賞を受賞しました。
この賞は、農芸化学に関する優れた研究を発表し、将来が期待される若手研究者を賛助企業が表彰するものです。
本研究では、骨組織を作る骨芽細胞の成熟を誘導する新奇オリゴDNA配列(骨形成型オリゴDNA)を同定しました。骨芽細胞に骨形成型オリゴDNAを投与することで、骨細胞への分化や、カルシウムの沈着による基質石灰化が促進されます。本成果は、骨粗鬆症の治療法の開発につながることが期待され、今回の受賞となりました。
受賞対象となった研究は以下の通りです。
「骨芽細胞の分化・石灰化を促進する乳酸菌由来オリゴDNAの同定」
〇二橋佑磨1、梅澤公二1,2、下里剛士1,2、高谷智英1,2
(1信州大学大学院総合医理工学研究科、2信州大学バイオメディカル研究所)