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大学院総合理工学研究科農学専攻2年の徳田真帆さんが日本熱帯農業学会第127回講演会で学生優秀発表賞を受賞

研究

徳田さんらの受賞講演要旨
徳田さんらの受賞講演要旨

2020年3月17日、3月18日に東京農工大学府中キャンパスで開催予定だった日本熱帯農業学会第127回講演会において、植物遺伝育種学研究室の徳田真帆さん(修士2年)が学生優秀発表賞を受賞しました。新型コロナウイルス感染症への警戒から講演会は中止になりましたが、講演要旨による審査に同賞が決定されました。授賞式は次回の128回以降の講演会で予定されています。

本研究は、ネパール東部の在来トウガラシ系統群である「Dalle系統群」が外部形態から種同定が困難であり、DNAレベルでの同定を進める必要があることから、ゲノムDNAを用いたSSR多型解析により他のトウガラシ栽培種との類縁関係を明らかにしたものです。この結果、同系統群はトウガラシ属4栽培種とは遺伝的に独立した関係にあることが明らかになり、この新しい知見等が評価されました。

受賞演題は以下のとおりです。

「ネパール産トウガラシ遺伝資源の種同定に向けた SSR マーカーによる多型解析」

〇徳田真帆1・車田翔平1,2・千葉一樹1,3・B.K.Joshi4・ H.K.Ghimire4・D.S.Shrestha 4・根本和洋5・松島憲一5

(1信州大院総合理工・2トキタ種苗(株)・3農研機構遺伝資源センター・4NAGRC,Nepal・ 5信州大学術研究院農)

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