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農学部農学生命科学科森林・環境共生学コース4年の本間政人さんが令和元年度日本造園学会中部支部大会で優秀学生発表賞を受賞

研究

受賞した本間さんと研究発表ポスター
受賞した本間さんと研究発表ポスター
受賞賞状
受賞賞状

2019年11月10日に名古屋市立大学芸術工学部(愛知県)で開催された令和元年度日本造園学会中部支部大会において、ポスター発表を行った緑地生態学研究室の本間政人さん(学部4年)が優秀学生発表賞を受賞しました。

本研究は、昆虫の中でも特に移動能力が乏しく、食性が多様であるため、環境指標性に優れているとされるゴミムシ類を取り上げ、まず、本キャンパスを事例地とし、知見の乏しい長野県でのファウナや群集構造を解明することを目的としました。さらにゴミムシ類の群集構造と立地環境条件との関係性を解明することにより、本県や一般的な環境指標性の有効性を評価することを目的としました。

本研究ではゴミムシ類は計60種が確認され、草地や森林などの植生環境の違いで出現種や種数、個体数に特徴があることがわかりました。また、ゴミムシ類は近接した調査区間でも周辺環境が異なれば、種構成や個体数も変化したことから、小スケールの環境評価を可能とする指標種として有用であることが示された点について、発表内容が高く評価されました。

受賞演題は以下のとおりです。

「長野県上伊那地方におけるゴミムシ類の群集構造と環境評価に関する研究」

〇本間政人1・大窪久美子2

1信州大学農学部農学生命科学科森林・環境共生学コース, 2信州大学学術研究院農学系)

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