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伴野潔教授がスーパー赤果肉リンゴの報道発表及び果実検討会を行いました

研究

質問を受ける伴野潔教授の様子
質問を受ける伴野潔教授の様子
試食用リンゴを提供する伴野潔教授と報道関係者ら
試食用リンゴを提供する伴野潔教授と報道関係者ら
IHR17果実断面
IHR17果実断面
IHR32果実断面
IHR32果実断面

平成30年10月11日、農学部にて、果樹園芸学研究室の伴野潔教授がスーパー赤果肉リンゴの報道発表及び果実検討会を行いました。

今回発表した新系統は、2種類の赤果肉原因遺伝子を持つスーパー赤果肉リンゴで、「ハニールージュ」と「いろどり」を交配した、「IHR17」「IHR32」の2系統です。赤果肉原因遺伝子は2種あり、両方の遺伝子を持つリンゴは世界初となります。

「IHR17」の樹勢・樹形は中・分枝型で、果実形質は小玉、糖度15%、酸含量1.2%の特性があり、果皮・果肉のアントシアニン含量が極めて高い系統です。

「IHR32」の樹勢・樹形はやや強・分枝型で、果実は大玉、短果枝・腋花芽着生の豊産性、糖度14.5%、酸含量1%の特性があります。

当日は報道各社が取材に訪れ、発表後には多くの質問が挙がり、今回の新系統への関心の高さが窺えました。また、果実検討会で試食したシードル関係者らは、シードルに向く系統であると強い関心を示し、今後の展開に大きな期待が寄せられました。

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