ハーバード大学と学術振興会ワシントンセンターを訪問しました
農学部では、国際共同研究の推進にも取り組んでいます。そのような目的の一環で、鏡味裕教授が、2017年11月6日にハーバード大学幹細胞研究所・Douglas Melton 教授(同研究所所長)を訪問し、双方の研究に関しての討議を行い、"幹細胞は医科学領域では糖尿病や癌などの細胞治療、また動物生産学領域では育種改良に多大な貢献をもたらすであろう"との認識で一致しました。そして、鏡味教授とMelton教授は今後も研究交流を継続することとなりました。
Melton教授は、幹細胞からの膵β細胞誘導と糖尿病治療への応用に関する世界最高権威の一人です。また同教授は、米国科学アカデミー会員でもあり、次期・国際幹細胞学会会長等に選出されています。
さらに、2017年11月13日には、米倉真一准教授とともに、日本学術振興会ワシントンセンター・平田光司 所長と藤野隆弘 副所長を表敬訪問しました。
今回のハーバード大学及び、日本学術振興会ワシントンセンターへの訪問は、信州大学農学部での研究の国際化に貢献し得るものと思われました。