平成26年度「高冷地生物生産生態学演習」を実施しました(9月1日~4日)
<演習名>
「高冷地生物生産生態学演習」
<実習目的>
農学に関する広い知識・技術および信州の豊かな自然環境を活かした持続的食料生産に関する基礎的知識を修得することを目的とする。また、高冷地野菜と畜産を組み合わせたフィールドを有するAFC野辺山ステーションにおいて、生物生産実習を中心に合宿形式の演習を実施することで、「生産現場」を教材にした農業現場や「食」、「環境」に幅広い理解を深め、集団生活を通し豊かな人間性構築を目的とする。
<実施日程>
平成26年9月1日(月)~4日(木) 3泊4日
<実施場所>
農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)野辺山ステーション
<担当教員>
岡部繭子助教、関沼幹夫助手、春日重光教授、荒瀬輝夫准教授、濱野光市教授
(赤羽貞幸教授(副学長)、岡野哲郎教授(農学部学務委員長))
<参加人数>
33名(東京農業大学12名、人間総合科学大学5名、日本獣医生命科学大学1名、
信州大学農学部12名、経済学部1名、工学部1名、医学部1名)
<スケジュール>
<概要および成果>
上述のスケジュールに基づき、「高冷地生物生産生態学演習」を実施した。
本演習は本学農学部以外の農学系および非農学系の学生が広く受講できる演習として、高冷地の気候・立地などを含め植物、動物生産全般を体験する演習である。農家やJA見学に加え収穫・出荷体験を通し、高原野菜の生産・流通および実習で出荷するキャベツが実際に流通されることへの責任と心構えを学んだ。またソバの調整など野菜以外の作物生産に関する演習も実施し、より多くの品目についての農業生産を体験した。演習全体を通しては、農業を取り巻く厳しい環境や「食」に関する理解をより深めることができた。
<受講生アンケート>
(PDF:360KB)