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【重要】2020年度 繊維・ファイバー工学コース生の募集について
2020年06月01日
繊維・ファイバー工学コース
実施責任者 下坂 誠
新型コロナウイルス感染拡大防止のために、本コースの連携大学である福井大学、京都工芸繊維大学とも通常の教育研究活動を実施できない状態が続いています。また、日本全国に出されていた緊急事態宣言は解除されましたが、引き続き感染拡大の防止を徹底した上での段階的な教育研究活動の再開になることが見込まれます。
さらに、第二波の感染拡大が起こった場合には、再び緊急事態宣言が発令され教育研究活動を停止せざるを得ない事態も想定しておく必要があります。
以上の状況を勘案すると、今年度の「繊維・ファイバー工学コース」を例年通りに実施することは困難であるため、2020年度の繊維・ファイバー工学コースは募集を休止することとしました。
2021年度のコース生募集および修士2年生のコース履修の可否については、現時点ではお答えすることができません。今後、コース内での審議を経て決定いたします。
【重要】2020年度コース生募集について
2020年05月01日
2020年度の「繊維・ファイバー工学コース」生の募集についてですが、
ただ、新型コロナウイルスの影響のため、
募集期間、選考日、選考発表日等について、すべて延期となっております。
現在、今年度の募集について検討しているところです。
詳細につきましては、決定次第、お知らせいたします。
ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願い致します。
【重要】2020年度コース参加希望学生のみなさんへ
2020年04月10日
信州大学、京都工芸繊維大学、福井大学におきまして、
2020年度の「繊維・ファイバー工学コース」生を募集しております。
ただ、現在のコロナウイルスの影響により、
募集期間、選考日、選考発表日等について、変更が生じております。
確定しましたら、HP上でもお知らせさせていただきます。
https://www.shinshu-u.ac.jp/research/project/sfk-renkei/entrance/schedule.php
【報告】第6期生がコースを修了しました。
2020年03月27日
2020年3月、繊維・ファイバー工学コースの第6期生(10名)がコースを修了し、それぞれの大学において修了証を受け取りました。
今年度は、コロナウイルスの影響から、縮小した形で行いましたが、元気そうな修了生を見て安心いたしました。
コースで修得した知識や様々な経験を活かして、それぞれの道で活躍されることを期待しています。
【お知らせ】2020年度大学院新入生のみなさんへ
2020年03月27日
2020年度の「繊維・ファイバー工学コース」募集要項をホームページに掲載しました。
本コースは、繊維・ファイバー⼯学分野の⼈材育成・⼈脈形成を⽬的として開設されました。修士の学位を取得するための通常の大学院授業にプラスして、コース独自のカリキュラムを受講するものです。
各大学の募集日程を確認していただき、コース履修を希望する方はこちらから自大学の募集要項と志望調書をダウンロードし、ご利用ください。
なお、日程については、コロナウイルスの影響から各大学変更する可能性がありますので、各大学の事務局へご確認いただくようお願いいたします。
信州大学・福井大学・京都工芸繊維大学の学生と、大学の枠を超えた交流をしてみませんか?
【報告】海外アカデミックインターンシップ報告会
2020年02月13日
3月6日(金)、3大学(信州大学、福井大学、京都工芸繊維大学)をTV会議システムで繋ぎ、「海外アカデミックインターンシップ報告会」を行いました。
今年度は5名のコース生が、留学しました。留学先(大学)の選定理由・渡航準備・現地での研究内容や研究成果、そして、修士課程での研究活動を進める上で役立ったこと、英語でのコミュニケーションについてなど、1ヶ月程度の海外留学での様子を発表しました。
また各大学の先生から講評をいただきました。
【報告】繊維基礎科学(e-learning)期末テストを実施しました。
2020年02月13日
【報告】2019年度 アカデミックインターンシップ(海外) Vol. 2
2019年12月19日
Vol.1で2名の「アカデミックインターンシップ(海外)」を紹介させていただきました。Vol.2では3名の学生について、紹介いたします。
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Kくん(京都工芸繊維大学 修士1年)
-滞在先:Czech Republic / Technical University of Liberec
-滞在期間:2019.11.1-2019.11.30
検索結果
ウェブ検索結果
Q1.今回、参加しようと思ったきっかけは何ですか?
-様々な繊維技術を実際に目にしたいと思ったからです。
Q2. 具体的な目的は何ですか?
-現在、京都工芸繊維大学の研究室には、編機は1つしかなく、様々な種類の編機を実際に目にしたいと思ったのがきっかけです。また、その他の測定機械も豊富に揃っていると聞いていたので、それに触れてみたいと思い参加しました。
Q3. 実際に海外の大学で研究をしてみて感じたことはありますか?
-海外の学生は日本の学生と違い、研究者というイメージが強いです。そのため、自分で方針を決めて、そこで疑問があれば聞くというスタンスが大事だと感じました。
Q4. 今回の経験から今後につなげたいことは?
-今回の留学で、英語を話せるのは海外では当たり前だと肌で感じました。そのため日本でも英語学習を継続し、能力を向上させたいと思います。
Q5. 全体を通しての感想は?
-当初の目的であった、繊維機械に触れる、英語で積極的にコミュニケーションをとるという目標は達成できました。しかし、一ヶ月という短い期間で、慣れてきたころに帰国であったので、もう少し長く滞在したかったという思いはあります。
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Kさん(京都工芸繊維大学 修士1年)
-滞在先:連合王国(UK) School of Design | University of Leeds
-滞在期間:2019.9.30-2019.10.18
Q1.今回、参加するにあたり具体的な目的は何ですか?
-異文化を肌で感じ、現地でしか学ぶことができないことを学んだり、経験したりするため。
Q2. 実際に海外の大学で研究をしてみて感じたことはありますか?
-研究において語学力が低いという点で同じ土台に立てないのは情けなく思った。
Q3. 留学中はどんな活動をしましたか?
-英語に対する抵抗をなくすために積極的に大学のイベントに参加したり、友達を作ったりと英語でのコミュニケーションをするように心がけた。
Q4. 困ったことなどはありましたか?
-食事や水(硬水)が私の身体に合わなかった。
Q5. 全体を通しての感想は?
-授業、研究、海外での寮生活は大変なこと、苦しいこともあったけれど、どの経験もとてもいい経験になった。この経験を無駄にせず、これから研究、語学力向上に努めたい。
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Yさん(京都工芸繊維大学 修士1年)
-滞在先:連合王国(UK) School of Design | University of Leeds
-滞在期間:2019.9.30-2019.10.25
検索結果
ウェブ検索結果
Q1.今回、参加するにあたり具体的な目的は何ですか?
-繊維についての知識を幅広く得る。
-英語でのコミュニケーションの仕方を学ぶ(伝え方の工夫など)
-製品開発やデザイン、色彩など、繊維について広範囲を学ぶことができる大学であったため。
Q3. どんな成果がありましたか?
-今まで繊維について勉強する機会がなかったので、繊維の基本を学ぶことができ研究テーマへの理解を深める助けになった。実験の手伝いを通して専門外の知識を新しく得ることができた。英語を話すことに前より抵抗がなくなった。
-これからの研究で、自分が使う実験装置の原理や危険性についてしっかりと理解した上で実験を行いたいと感じた。
積極性に英語を話して、もっとたくさんの会話表現ができるようにしたい。
Q5. 全体を通しての感想は?
-学業だけではなく、実際に海外で生活してみて、日本と異なる文化や考え方を感じることができ、価値観が広がった。とても貴重な経験をさせてもらえて感謝しています。
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【報告】2019年度 アカデミックインターンシップ(海外) Vol. 1
2019年12月18日
繊維・ファイバー工学コースの基幹科目「アカデミックインターンシップ(海外)」で、今年度も5名のコース生が海外の大学でインターンシップを行いました。帰国したコース生から寄せられた感想の中から、幾つか抜粋して紹介します。
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Hくん(信州大学 修士2年)
-滞在先:連合王国(UK) School of Design | University of Leeds
-滞在期間:2019.9.23-2019.10.18
検索結果
ウェブ検索結果
Q1.今回、参加しようと思ったきっかけは何ですか?
-英語に対する苦手意識を無くしたかったから。
-自分の周りの多くが海外で生活してみることを勧めたから。
Q2. 留学先の大学を選んだ理由は?
-火災や繊維を専門とした教授がいること。
-公用語が英語の国が良かったこと。
Q3. 実際に海外の大学で研究をしてみて感じたことはありますか?
-PhDの学生の多くが社会人を経験した後の多国籍の学生であり、今後の人生において社会人になった後でも海外でPhDを取ることを考えても良いと感じた。
Q4. 今回の経験から今後につなげたいことは?
-英語を使えないことが情けないことだと実感したので、英会話の練習や英語を使って何かを学ぶことを実践していきたい。研究については、実験からいくつかの課題が見つかったので、今後の研究で明らかにしていきたい。
Q5. 全体を通しての感想は?
-とても充実して楽しい時間を過ごすことができた。協力していただいた方々にとても感謝している。また、英語に対する苦手意識が無くなったのは、人生において大きな出来事だったと思う。大学院2年生という卒業間近の期間にこのような経験を行ったが、学部生の期間中に参加できれば、短期ではなく1年などの長期の留学を体験したいと思ったと思う。そのような立場でLeedsに来ていた学生がとても羨ましかった。
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Nさん(信州大学 修士2年)
-滞在先:France ENSISA
-滞在期間:2019.11.4-2019.11.29
Q1. 今回、参加しようと思ったきっかけは何ですか?
-もともと海外に興味があり、留学してみたいと考えていたため。繊維・ファイバー工学コースに海外インターンシップ制度があると知り、良いチャンスだと思ったから。
Q2. 具体的な目的は何ですか?
-海外で生活をし、現地の文化に触れること。語学能力を向上させること。自分と関連した研究が海外ではどのように行われているのかを知ること。
Q3. 留学先の大学を選んだ理由は?
-自分の研究に近い内容の研究を行っている研究室があったため。
Q4. 実際に海外の大学で研究をしてみて感じたことはありますか?
-実際にインターンシップを行ったENSISA大学では、朝は8時から授業が始まり、終了時刻も18時と時間がしっかり決まっていたことが驚いた。日本の研究室はコアタイムなどはあっても特に時間に制限はないので、どうしてもだらけてしまうことがあるが、フランスではみな研究とプライベートをしっかり分け、メリハリのある生活を送っていた。短期集中して行うことはとても効率がよく良いと感じた。
Q5. 言葉やコミュニケーションについてはどうでしたか?
-英語もそれなりに勉強していったつもりであったが、うまく伝わらないところも多々あり、留学中も勉強の日々であった。それでもコミュニケーションは十分にとることができ、もっと上手く伝えられるようになりたいという勉強のモチベーションの向上につながった。
Q6. 今回の経験から今後につなげたいことは?
-英語の勉強に必死で、フランス語やフランスについてあまり勉強していかなかったのがよくなかった。海外にいると、日本語で話しかけてもらったり、日本の文化についてなど共通の話ができたりすると自分でもとても嬉しく感じた。そのため、今後海外に行くときは、行先の国の文化や言語を学んでいかないといけないと思った。
Q10. 全体を通しての感想は?
-とても貴重な経験をすることができた。日本もかなり洋式化されているし、生活において日本と大きな差を感じることはなかったが、「人」においては日本と違うなと感じることが多々あった。すれ違う人誰にでも「Bonjour」と挨拶する文化は素敵だと思ったし、とても気持ちが良いと感じた。短い期間であったが、たくさんの人に助けてもらい、様々な経験をさせてもらえた。この感謝の気持ちを忘れずに、私ももっと周りの人にやさしくし、親切な人になりたいと思った。
【報告】2018年度コース生成果報告会を実施しました。
2019年12月06日
2019年11月10日、信州大学繊維学部にて、2018年度4月から繊維・ファイバー工学コースに参加した修士2年生による成果報告会が行われました。
各大学のコース生が「自分の研究内容、コースでどんな成長ができたか」等、パワーポイントにまとめて発表を行いました。
発表の中では次のような感想が聞かれました。
・2つもの大学でインターンシップを行い、他大学の学生の研究に対する意識や技術を学ぶことで自身の研究に反映、そして今まで以上に繊維への興味が増した。
・英語への苦手意識が無くなったことで、海外の文献に対してアプローチしやすくなった。
・行動力が身についた。
・繊維に関する様々な知見を得ることができた。
・自ら積極的に意見を述べる大切さを学べた。
<発表の様子>