教育研修

当薬剤部では、質の高いチーム医療の実践を目指しております。 その方策の一つとして、新人の早期薬剤管理指導業務開始とそれに伴う新人研修カリキュラムを充実させております。

新人研修

目的 : 新人が病棟業務を開始する前に必要な知識を習得してもらう。

新人研修カリキュラム

5月〜6月の金曜日を除く平日の18時より、担当者による講義、実習があります。

項目研修内容
処方せん鑑査 過去疑義照会事例の検討(各自)
処方解説(5日間)
薬剤管理指導業務① 薬剤管理指導業務の変遷と現状
業務の内容と手順・POSについて
薬剤管理指導業務② 病棟でよく聞かれる質問事項について
医師・看護師・患者とのコミュニケーション
入院時初回面談
持参薬鑑別
入院時初回面談と持参薬鑑別について
医薬品情報 業務内容と手順
情報検索ツールについて、事例紹介と薬剤師の対応
吸入指導 吸入指導の手順と実践
払出し・注射処方せん 薬剤師に必要な注射の知識・払出し業務
注射処方せん鑑査 過去疑義照会事例の検討(各自)・処方解説(3日間)
抗がん剤調製 抗がん剤調製の業務の流れ・注意点
薬剤師によるチェック項目・事例など・レジメンについて
薬物血中濃度測定 業務内容と手順
病棟薬剤師が知っておくべきこと・注意点など、症例紹介
学会発表・
論文投稿・研究
その必要性について
日常業務での研究項目(過去の実績など)
注射調製・一般製剤 無菌調製の業務の流れ・注意点・鑑査のポイント
一般製剤の品目とその使用法、調製法について・消毒剤の基礎知識
麻薬 麻薬取扱いに関する事項
電算 当院の電子カルテの概要
処方、注射の入力方法、カルテ、看護記録、検査値等の見方など
NST NSTにおける薬剤師の役割
活動内容・症例など 栄養管理に関する基礎知識
ICT ICTにおける薬剤師の役割
活動内容・症例など 抗菌薬に関する基礎知識
がん専門薬剤師・
緩和ケア
がん領域における薬剤師の役割
①がん化学療法基礎知識
②緩和ケアに関する基礎知識
治験・臨床研究 当院における治験・臨床研究について
接遇 接遇・マナーに関する事項(病院職員として、薬剤師として)
総括 新人研修総括

早朝セミナー

高度医療・先進医療を担う大学病院において薬剤業務の質的向上を目指して、毎週水曜日の早朝(業務前)に、論文紹介および症例報告を行っています。
論文紹介では、薬物治療に関する最新の知見を紹介し、皆で活発に議論しています。
症例報告では、直近で関わった症例を提示し、薬物治療の様々な問題点の洗い出しや解決方法について議論し、情報交換や知識の習得を図っています。先輩の薬剤師や各種認定・専門の資格を有する薬剤師が専門知識を活かして適切なアドバイスや質問をしてくれます。症例報告用紙のフォーマットは、「症例チャートからみる服薬指導ガイド 薬学的管理とその解説 2005-2006(南山堂)」を利用しています。

薬学部実務実習

実務実習(薬学部5年生)・アドバンスド実習(薬学部6年生)

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薬学6年制の実務実習に対しては、実践的な実習ができるようモデル・コアカリキュラムに準じ、学生に魅力ある実習内容に努めている。

医学部教育

臨床実習

医学科学生に対する臨床実習(クリニカルクラークシップ)を、4年次後半から5年次前半にかけて、隔週木、金曜日に行っています。
薬物療法時の薬剤部の役割を理解し、また処方から与薬までの各過程を把握し、適切な薬物療法を行う上で必要な注意点を知ることを目的として、実習を行っています。
主な実習項目は、調剤(処方せんの読み方、内服・外用薬・注射薬の調剤)、医薬品管理、医療安全と薬、処方鑑査、医薬品情報、バンコマイシンの薬物投与設計法、臨床研究におけるインフォームドコンセント、薬物代謝酵素の遺伝子多型解析です。

薬剤師の再教育

信大病院は薬剤師の再教育に積極的に取り組んでおり、薬局薬剤師に対して在宅TPNの無菌調製技術等を教育しています。これからは薬局でも在宅TPNの調製が必要になるため、TPNの知識、技術の習得は重要になると考えています。

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