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経済学部経済学科3年の中林健さんが,日本統計協会の「平成27年度懸賞統計論文」で,優秀賞を受賞

経済学部経済学科3年の中林健さんが,日本統計協会の「平成27年度懸賞統計論文」で,優秀賞を受賞

2016. 01.22

  • 講演・イベント情報

経済学部経済学科3年の中林健さんが,日本統計協会の「平成27年度懸賞統計論文」で,優秀賞を受賞しました。

日本統計協会では,統計データの利活用の啓発を目的として「懸賞統計論文」を募集しています。
中林さんの論文「「私立高校の入学者確保の手段としての甲子園出場:都道府県別の甲子園大会勝率に関する分析を通じての考察」では,夏の甲子園大会の都道府県別勝率のデータを分析し,勝率に影響する要因を検証しています。

論文の概要は,以下の通りです。

「甲子園大会で「雪国は勝てない」「私立高校は勝てる」傾向にあるのは、高校野球ファンにとっては周知の事実です。

この論文では、データを使用することでこれらの事象を論理的に説明できないかを試みました。
その結果,降雪日数の多い雪国が不利であること.
また,甲子園出場の常連となるような強豪私立校の存在が有利であることなどが,確認できました。」

なお,審査委員会からの講評は,下記の通りです。
「(講評)1節から3節における分析は、データの吟味、変数の作成方法など、良くできている。県内の集中度(ハーフィンダール指数)に注目した点も評価できる。それに較べて、4節は統計分析として説得力に欠けるが、この部分を除いても、論文として評価できる。」

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