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今井 誠 先生(諏訪信用金庫 理事長)の講義が行われました

今井 誠 先生(諏訪信用金庫 理事長)の講義が行われました

2018. 11.14

  • 経営者と企業

 平成30年11月14日、平成30年度「経営者と企業」 第5回の講義として、諏訪信用金庫 理事長 今井 誠氏から「金融の歴史と私の信用金庫経営」と題して講義が行われました。

 最初に「金融の歴史」をテーマに、金融の発祥や金融機関の種類とその特徴、金融業界を取り巻く環境変化と課題についてお話いただきました。
 企業はお金の流れが止まると活動がストップしてしまう、企業などにお金という血液を送り込む心臓の働きをするのが金融の役割だとして、「金融は経済の血液である」と述べられました。また、金融機関の三大業務(預金、融資、為替)と付随業務、直接金融と間接金融の違いや近年のメガバンクの変遷等、御説明いただきました。
 金融業界を取り巻く環境変化と課題としては、①世界的な金融危機の拡大につながったリーマンショック、②日銀のマイナス金利政策導入、③後を絶たない金融機関や大企業のコンプライアンス上の問題発生、という最近話題にのぼった3つを挙げられ、現時点での評価と今後の役割や使命についてお話いただきました。

 次に「私の信用金庫経営」をテーマに、信用金庫業界と当金庫の概要、45年という長きに渡る御自身の信用金庫人生を振り返られました。
 諏訪信用金庫は、昭和12年の創立以来、諏訪地区を主な事業区域として地域経済の発展に貢献されています。平成29年には創立80周年を迎えられ、新たな経営理念(諏訪信用金庫は、みなさまと共に、豊かな地域社会の実現をめざします。)と、4つの経営方針(①質の高い金融サービスの提供、②法令遵守と健全経営の徹底、③職員の資質向上、④働きがいのある明るい職場づくり)を掲げ、諏訪地域の持続的な成長と活性化のため、日々事業活動を展開されています。

 大学卒業後、当金庫へ入庫されてからは、営業店にて融資や営業を担当、平成14年から役員就任、平成26年より理事長に就任されましたが、各部署において様々な経験をされ、逆境を乗り越えてきたと振り返られました。
 また、銀行制度を作り上げ、日本銀行設立に大きく関わったひとりである、渋沢栄一氏の著書「論語と算盤」との出会いにより、「常に謙虚であること」「智・情・意のバランスを意識した経営」を学ばれ、経営トップとしての覚悟や行動がどうあるべきか説かれました。
 理事長の使命は「組織の強化」と「働きやすい職場環境の整備」だとして、自己に課した決意や職員に求めた願いを具体的に挙げていただきました。また、金融サービスの提供にとどまらず、文化、環境、教育、スポーツ振興といった面も視野に入れ、当金庫のネットワークと外部機関との連携により、広く地域社会の活性化に積極的に取り組まれており、今後より一層、地域と共に成長・発展を続け、信頼される金融機関となることが期待されます。

 最後に学生に向けて期待することとして、「企業が求める学生の資質、1位は『主体性』である。若いみなさんの活躍なくして、日本の活力は維持できない。Go Challenge!」と熱いメッセージをおくり、講義を締めくくられました。

  • 諏訪信用金庫 理事長 今井誠氏
  • 講義風景

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