No.35 冬期野猿調査報告書
2022.12.22
[ 寄贈資料 ]
とうきやえんちょうさほうこくしょ卒業生資料 (農学部)【左】冬期野猿調査報告書<中間> 1974.2.1~2.24 編集:信州大学農学部 野外生物研究会 野猿分科会(7名) 資料の年代:1974(昭和49)年 品質形状:普通紙(表・裏表紙)、藁半紙、27頁、B5判【右】冬期野猿調査報告書 第2号 編集:信州大学農学部 野外生物研究会 野猿分科会(8名) 資料の年代:1976(昭和51)年6月1日発行 品質形状:藁半紙、27頁、B5判 農学部野外生物研究会の野猿分科会による調査報告書です。 会員の学生たちは「野猿群の行動と森林植生の関連」を調査するため、上伊那郡辰野町の横川渓谷で初めてニホンザルの冬期調査を行いました。期間中は数人ずつ交替で入下山し、猿たちが食べた樹皮や糞を手掛かりに行動を追い続けました。報告書には、毎日の観察記録と調査結果、考察や反省などがまとめられています。 調査期間中は冬用のテントを設置して過ごしましたが、狭いうえに雨でびしょ濡れになるなど苦労しました。 <関連リンク> 「信州大学農学部 野外生物研究会会報 第二号」(1971)(信州大学附属図書館OPAC)世界初・サル類の魚食行動の決定的瞬間が撮影される、 世界最寒地(上高地)のサル集団における魚食行動