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倉沢恭弘さん(M2)が第15回 マイクロ・ナノ工学シンポジウムにて若手優秀講演フェロー賞を受賞

2025年11月10日(月)~13日(木)にライトキューブ宇都宮で開催された第16回 マイクロ・ナノ工学シンポジウムにて、大学院総合理工学研究科 生命医工学専攻 生体医工学分野 修士課程2年の倉沢恭弘さん(秋山佳丈研究室)が受賞した第15回 マイクロ・ナノ工学シンポジウム若手優秀講演フェロー賞の授賞式が行われました。

研究題目:超瞬間凍結を利用した3Dクライオバイオプリンティングの造形原理検証

研究概要:近年、生体外で組織を造形するバイオプリンティング技術の発展として、バイオインクを凍結させながら造形を行うクライオバイオプリンティングが報告されています。本研究では、インクジェット技術を用いて細胞を内包した微小液滴を、冷却基板上で凍結・積層させ任意の3次元構造物を造形するクライオ3Dバイオプリンタの製作を行い、細胞を含む氷構造物の造形に成功しました。本手法は細胞を1細胞レベルで選択して配置して造形することが可能であるため、将来的には生体外において高機能な組織を造形できる可能性があると考えています。

倉沢さんのコメント:この度は、第16回マイクロ・ナノ工学シンポジウムにて、このような素晴らしい賞を受賞することができ大変光栄に思います。この場をお借りして、ご指導いただいた秋山先生、渡部先生、そして研究室の皆様に深く感謝申し上げます。本研究が組織工学分野の発展に加えて、再生医療や創薬といった医療分野にも貢献することを願っております。

表彰についての掲載URL

https://www.jsme.or.jp/mnm/awards/

倉沢恭弘.mp4

※本研究に関するお問い合わせは 機械・ロボット学科秋山佳丈教授(aki(アットマーク)shinshu-u.ac.jp)までお願い致します。