木下雅智さん(M1)が計測自動制御学会中部支部シンポジウムにて優秀発表賞を受賞
2025 年9 月19 日(金)に信州大学繊維学部で開催された計測自動制御学会中部支部シンポジウムにて、大学院総合理工学研究科 繊維工学専攻 感性工学ユニット 修士課程1年の木下雅智さん(佐古井研究室)が、優秀発表賞を受賞を受賞しました。
研究題目:発汗サーマルマネキンによらない全蒸発熱抵抗の測定法
研究概要:衣服着用時の発汗の蒸発能力を評価する指標である全蒸発熱抵抗は、従来、発汗サーマルマネキンを用いて測定されてきた。しかし、発汗サーマルマネキンが使用できる施設は限られる。この研究では、人体を用いて全蒸発熱抵抗するうえでの技術的課題として、皮膚表面を飽和状態の維持する手法を提案し、発汗サーマルマネキンによらない全蒸発熱抵抗の測定法を提案した。
木下さんのコメント:この度、計測自動制御学会中部支部シンポジウム2025において、優秀発表賞を受賞し、大変光栄に思います。私自身が一から立ち上げた研究を高く評価頂いたこと、とても励みに感じますが、同時に先生方や仲間からの支えがあったことを一番に心に留めたいです。今後はこの測定法をさらに発展させ、他の研究者の研究にも貢献できる手法にできるよう、より一層研究に注力して参ります。
※本研究に関するお問い合わせは先進繊維・感性工学科佐古井智紀教授(t-sakoi(アットマーク)shinshu-u.ac.jp)までお願い致します。