トピックス
医学科5年 加藤実樹さん 第66回東日本医科学生総合体育大会「卓球女子シングルス」優勝!
「プレーを支えた声援」
重さわずか2.7gの小さなボールを扱う卓球は、とても繊細なスポーツです。少しでも手元が狂えば、ボールは思うように飛んで行ってくれません。そのため、試合中の緊張や力みは敗北に直結し、いかに冷静に、普段通りのプレーができるかが勝利の鍵となります。
私は元々メンタルが弱く、ここぞという場面で凡ミスをしてしまう選手でした。しかし今回、東医体という大舞台で優勝することができました。それは、卓球部の皆の力強い声援があったからです。決勝戦、最終日で疲れているにもかかわらず、私が点を取ると目を輝かせて喜び、ミスをすると「次入るよ!」と言って励ましてくれた皆。こんなにも懸命に応援してくれる皆の前で不甲斐ないプレーなんてできないと思うと、自然と目の前の1球に集中できましたし、皆で一緒に戦っているのだという感覚は、私に勇気をもたらしてくれました。
人から応援されるということが、どれほど大きな力になるのか、改めて実感した2023年の東医体でした。
(医学科5年 加藤実樹)