澤木 幹栄

ご報告が遅れましたが、今年度も学生を連れて、9月の9日～14日に伊那諏訪調査に行ってきました。国立国語研究所の大西拓一郎教授との共同調査です。 これで4年目となるのですが、今回は茅野市（このあとで、10月に1泊で岡谷市と諏訪市）が調査対象地域でした。 最初の年は伊那谷の南部でしたが、そこから北上して諏訪湖の周辺に到達したことになります。いつものことですが、みなさんとても親切にしていただきました。 調査結果から言語地図というものを作るのですが、これは30年以上前に馬瀬名誉教授がされていたことです。当時は自動車で移動ではなかったので、大変な苦労をされたのだろうと思います。 写真は、宿舎で資料の整理や調査の報告を行っているところです。今までと一番違うのは男子学生が1人だったことです。最初の年は女子学生が全くいなかったことを考えると大きな違いです。 これで4年かかった伊那諏訪調査は完了し、あとは得られた資料をもとに言語地図を作り、分析を進めることになります。