9月6日から11日まで、ゼミ旅行に韓国へ行ってきました。

最大の目的地は釜山近郊に存在する文禄・慶長の役に際して築かれた日本の城、いわゆる倭城見学です。

6日は中部国際空港経由でソウルの金浦空港へ、その後釜山に南下しました。

7日にまずは順天倭城（順天市）を見学しました。

その後、安楽邑城を見て、晋州市にある慶尚大学へ、慶尚大学では慶南文化研究所で手厚いもてなしを受けました。学生一人一人に飲み物とお菓子、研究所の規模、および大学の規模に唖然としました。国の未来を考えると、日本の大学はお粗末な限りだと思いました。

翌日は、機張(ギジャン　Gijang)倭城]を（釜山広域市機張郡機張邑竹城里）、西生浦(ソセンポ　Seosaengpo)倭城]（大韓民国蔚山広域市蔚州郡）、さらに熊川（ウンチョン） 倭城］(慶尚南道鎮海市熊川洞)まで見ました。城の規模の大きさに、戦乱の厳しさを再認識しました。

これまでの間、慶尚大学の張先生にご案内いただきました。常に先頭に立って、導いてくれました。私たちだけではとうていたどり着けない城や、見過ごしてしまいそうな部分まで、丁寧にご教示いただきました。私たち一同、心より感謝いたします。

9日は慶州へ、石窟庵、仏国寺、慶州博物館などを見学しました。

10日には水原市に行き、水原華城などを見学しました。

11日に同じく金浦空港から中部国際空港を経由して、松本に帰ってきました。

毎日1週間分ぐらい歩きました。

このところ、机の前から動かなかった私には、とてもハードな合宿でした。

この間、韓国ならではの食べ物を沢山食べました。いずれもおいしかったのですが、中には辛さに悲鳴を上げる学生もありました。

今回のゼミ旅行を安全に、実り豊かに終えることができたのは、大学院生のイさんのおかげです。計画から通訳まで、本当にありがとうございました。

なお、このゼミ合宿には後援会から補助を受けました。