４ 月１６日（日曜日）学生雄志とともに波田町にある田村堂の見学にいい来ました。もとは若澤寺の厨子としてあったものですが、江戸時代に坂上田村麻呂を祭り 田村堂といわれるようになりました。昭和２８年に国指定の重要文化財となりました。これが１０年ぶりに見ることができるというので出かけた次第です。

写真のように小さいながらもとてもすばらしいも建造物で室町時代後期に造られたものです。
その横では若澤寺の末寺だった西光寺に元亨２年（１３２２）に造立された木造金剛力士像の股くぐり祭りが行われていました。子供の健やかな健康を願う親たちでにぎわっていました。
その後山形村の清水寺に行きました。石造の金剛力士像にあってきました。

写真のようにとてもユニークな造りですが、松本地方には石造のものは少ないように思います。
また、境内には高遠石工の作品もあります。

同行の学生たちは、信州には本当にいろんなものがいっぱいだなあと、改めて感激していました。
春に学生と各地を歩けるのは、教師冥利に尽きます。