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一覧を見る『太宰治の自伝的小説を読みひらく』
立教大学出版会の助成を受けて、拙著『太宰治の自伝的小説を読みひらく 「思ひ出」から『人間失格』まで』が刊行されました。全8章で、「思ひ出」・「断崖の錯覚」・「HUMAN LOST」・「富嶽百景」・『津軽』・「十五年間」・『人間失格』の7作品について、それぞれの表現形式・受容史に応じたアプローチから、テクストを〈読みひらく〉読解を展開しました。
〈書評等〉
野口尚志氏「松本和也著『太宰治の自伝的小説を読みひらく 「思ひ出」から『人間失格』まで』」(『ゲストハウス』2010・4)
平浩一氏「「太宰神話」を相対化しつつ近代小説の根本的な読みを問い直す」(『図書新聞』2010・7・10)
