博士論文を（いちおうの）ベースにした研究書：松本和也著『昭和十年前後の太宰治　〈青年〉・メディア・テクスト』をひつじ書房より刊行いたしました。カバー写真は、1934年の神保町交差点です。

「太宰神話」はいつ、どのように形成されたのか、そこにはどのような力学が働いていたのか－。青年という歴史的な主題を見据えつつ、昭和１０年前後の太宰治を考え直し、彼をめぐる言葉・歴史を読み解く。

〈書評等〉
中村三春氏：『週刊読書人』2009･5･29
（無署名）：『アクセス』2009・7・1
尚氏：『聖教新聞』2009･7・8
池内輝雄氏：『図書新聞』2009・8・8
斎藤理生氏：「読書案内」『月刊国語教育』2009・9
細谷博氏：『日本文学』2009・11
山口俊雄氏：『日本近代文学』2009・11

山口浩行氏『昭和文学研究』2010・3

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