このたび、インド・ジャワハルラール・ネルー大学社会科学部哲学センター准教授のBhaskarjit Neog（バスカルジ・ネオグ）氏をお招きし、ご講演いただきます。Neog氏は2024年にRoutledge社より『What Responsibility? Whose Responsibility?』と題された単著を刊行し、制度的不正、企業犯罪、集団的暴力などをめぐる「集団責任」の意味と性質を探究してきました。本講演では、同著作で展開された集団的エージェンシーの概念を基盤とし、「気候変動」「気候クライシス」といった人類規模の緊急課題にこの理論を応用する試みがなされます。倫理学、社会哲学、法哲学、公共政策に関心のある方々のご参加をお待ちしております。

講演題目：Collective Responsibility and Climate Crisis（「集団責任と気候クライシス」）

使用言語：英語