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レポート
【人文カフェ】古典は新訳で召し上がれ!(駒井稔さん講演会)
2019年11月16日開催
2019年11月 5日更新
イベント概要
「古典」と聞いただけで、難しそうだと身構えてしまう人がたくさんいるのはなぜでしょうか。たぶん学校時代の授業を思い出して萎縮してしまうからだと思います。しかし、そんな時代は終わりつつあります。世界がネットでつながり、SNSで瞬時に情報が広がるようになった現代こそ、多様な価値観、そして普遍的な考え方を身につけ、他者との出会いを受け止めていかなければならないと多くの人々は感じています。そのためには世界中の古典作品を読み直して、時代に正面から向かい合うことが必要になります。従来の直訳調の読みづらい翻訳ではなく、極めて自然な日本語で新訳された古典作品を読んでみましょう。同時代に出現したたくさんのテクストのなかで生き残ってきた、いわば精選された作品が面白くないはずがありません。さあ、少しだけ勇気をだして、古典を手に取ってみませんか。
[講演者 略歴] 駒井 稔(こまい・みのる) 1956年横浜生まれ。慶応義塾大学文学部卒。1979年光文社入社。広告部勤務を経て、1981年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。1997年に翻訳編集部に異動。2004年に編集長。2年の準備期間を経て2006年9月に古典新訳文庫を創刊。「いま、息をしている言葉で。」をキャッチフレーズに古典の新訳を刊行開始。文学のみならず、哲学、社会科学、自然科学の新訳も手掛け、10年にわたり編集長を務めた。現在、光文文化財団に勤務。
[コーディネーター]渋谷豊(信州大学人文学部教授)
[主催]信州大学人文学部
[後援]松本市
開催日 | 2019年11月16日 |
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時間 | 18:00-20:00 |
会場 | 丸善松本店 |
参加対象者 | どなたでも,定員制(25名)。丸善松本店レジカウンターにてご予約ください。お電話でのご予約も承ります。0263-31-8171(丸善松本店) |
参加料金 | 無料 |