2021年2月5日（金）に大学院生による研究発表会を Zoom会議室を利用して、オンラインで行います。

オンライン会議室のＵＲＬを事前に知っておく必要があります。そのために、ポスターに書かれたＥメイルアドレスに参加希望のメッセージを送って下さい。出来れば、お名前と所属をお知らせ戴ければ幸いです。所属のない場合は、参加希望の動機をお知らせ下さい。事務から返信にて、URLをお知らせ致します。

信州大学大学院人文科学研究科では、10年近く前から「大学院シンポジウム」と銘打って大学院生による研究発表会を催してきました。今年度は、新しく総合人文社会科学研究科が発足し、言わば、人文科学研究科による「大学院シンポジウム」の最終回になるかも知れませんが、今後も大学院生の発表の場は設けて参ります。

信州大学人文科学研究科・総合人文社会科学研究科人間文化学分野ではどのような研究が行われているかを網羅的に知る唯一の機会ですので、是非御参加ください。

英語のsymposium「シンポジウム」とはギリシア語のσυμπόσιον （「ともに（酒を）酌み交わすこと」の意）に由来するラテン語からの借入語です。厳粛な研究発表の場のことを「酒飲みの場」と呼ぶとはけしからん！と思うなかれ。古代ギリシアの哲学者プラトンやエピクロスなどによる、多くの議論や思索の検討がσυμπόσιονで行われていたのです。

大学院シンポジウムでは、語源にあるような「お酒」が醸され供されることはありませんが、分野を超えて教員や大学院生が一堂に集まって、「どんな発表が始まるんだろう」という期待感に充ちた会場の雰囲気を醸し出しています。