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2026年度第1回 多文化交流サロン 愛,性,ファシズム エーリッヒ・フロム『愛するということ』(1956)

2026年7月10日開催

2026年7月 1日更新

イベント概要

 ドイツの精神分析医・哲学者エーリヒ・フロム(Erich Fromm,1900-1980)の著書『愛するということ』(1956)は,西洋における「愛」を扱った書物の中でも,とりわけ大きな影響を与えた一冊である。今日でも,バレンタインデーの時期には大手書店の店頭に並び続け,幅広い読者に読み継がれている点からも,本書が時代を超えた古典であることがうかがえる。ただし,この「時代を超越した」という評価の背後には,第二次世界大戦後から性革命へと向かう1950年代という,特有の歴史的背景が存在している。
 本講演では,こうした歴史的背景をたどりつつ,フロムのこの小冊子が,キンゼイ・レポートをめぐるアメリカでの社会的議論に応答するものであり,さらに,ドイツのナチズムによる文明の断絶に対する知的考察を継承していることを明らかにする。

開催日 2026年7月10日
時間 16時20分~17時50分
会場 人文ホール
参加対象者 どなたでも
参加料金 無料

補足情報

講師 ビヨルン・キューニッケ Björn Kühnicke(信州大学人文学部助教)

講演言語 ドイツ語・英語(日本語字幕,通訳あり)

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