行事のお知らせと報告

信大日本語学夏季セミナー2018

9月10日 セミナー一日目

信大日本語学セミナー2018の様子(9月11日)

 日本語学研究室では「信大日本語学夏季セミナー」と題して、毎晩夏泊まり掛けで、4年生による卒業論文中間報告、院生による修士論文中間報告を行うとともに、他大学などからゲストをお招きし、ミニレクチャー、研究発表などを行っています。
 2018年度の今年は、岸本恵実氏(大阪大学文学部)、深津周太氏(静岡大学教育学部)、山田昇平氏(大阪大学研究招へい員)にご参加いただきました。学生・院生もそれぞれの研究最前線で活躍されている研究者の話を聞くことで、新たな刺激が得られたものと思います。
 お忙しい中快くご協力いただきましたゲスト参加の皆さんに感謝申し上げます。

期日は、2018年9月10日~12日。
会場は、nomad hakuba(長野県北安曇郡白馬村大字北城3020-870)。
初めて使う会場です。今年の幹事(3年生)が見つけてきてくれ、親切なマネージャーの方が融通もきかせてくれる会場でした。現地集合で午後からセミナーを開始しました。
▼セッション1-1:卒論中間報告
 竹内美緒「古辞書に見る字体の捉え方」
 森麻美子「羅葡日対訳辞書の日本語訳について」
 五十嵐美佳「接尾辞タイについて」

発表者は、事前に発表集を熟読してきた2~3年生からの質問、またゲストおよびホスト(本学教員)からのコメントに答えました。

9月11日 セミナー2日目

信大日本語学セミナー2018の様子(9月11日その2)

二日目のセッション。
▼セッション1-2:卒論中間報告(つづき)
 笠原菜生「羅葡日対訳辞書における対訳方法」
※なお、今回次の2人の卒論中間発表は、本人都合により残念ながらできませんでした。
 藤野貴行「羅葡日対訳辞書の対訳について」
 芳賀夏子「気仙沼方言における「だから」について」
▼セッション2:修士論文中間報告
 伊藤智弘「「字鏡集」の基礎的研究:「字鏡集」の基本構造、及びその編纂方法について」
▼セッション3:研究発表
 山田昇平氏「漢語の連濁をどう捉えるか」
▼セッション4:ミニレクチャー
 深津周太氏「感動詞を資材とした文法史研究の構想」

※初日夕食にバーベキューを予定していましたが雨で涙。天気予報で晴れ間の時間帯を探し、二日目の昼食をバーベキューに急遽変更しました。
もう一泊して、三日目は豊かな自然を各自満喫しながら、ゆっくり帰松しました。
なお、本セミナー開催に当たっては、信州大学人文学部後援会からの補助を得ています。記して感謝申し上げます。(文責:KY)

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