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仏文ゼミ合宿2013

8月19日~20日、白馬村にてフランス語学フランス文学分野のゼミ合宿が行われました。初日は真夏の日差しのもと、一路、白馬村へ。昼食の後、白馬岩岳ゆり園を二時間半ほど散策。夕方は宿舎の「あぜくら山荘」にて卒論・修論の研究計画やフランス語、フランス文学全般について忌憚のない討議を行いました。

夜はテラスでバーベキュー。エスコートしてくれたのは、あぜくら山荘に研修生にきていたフランス人のアポリーヌさん。ずば抜けた学業成績で二度も飛び級をしているので、16歳にして既に国立インサ工科大学リヨン校の大学生です。気さくな人柄で、たちまち仏文の学生たちともうちとけ、フランス語と日本語を交互に使いながら皆で食事とおしゃべりに興じていました。あぜくら山荘のオーナー、渡邊さんが差し入れてくれた鹿肉(ハツとレバー)もこの上なく美味でした。まるでフランスでヴァカンスを楽しんでいるようだ、というのが一同の感想。

翌日はまず長野オリンピックのジャンプ台を見学。リフトで上まで登り、ちょうど練習時間とあって間近で選手たちのジャンプを見ることができました。また、オリンピック記念館には歴代冬季オリンピックのポスターが飾られており、その歴史を一瞥することができました。午後は白馬美術館にてシャガールの作品を鑑賞。ユダヤ系ロシア人として生まれ、パリに活躍の地を求めた画家の幻想世界にしばし浸りました。この日は雨が降ったりやんだりでしたが、霧に煙る山々もまた趣がありました。信州の自然をたっぷりと楽しみながら、大いに語らい合った二日間でした。

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