2019年度 比較文学分野合宿

2019年度 比較文学分野合宿

「かすがの森」の前で

11月30日(土)、12月1日(日)に一泊二日で毎年恒例の比較文学分野合宿を行いました。参加者は学生20名(ただし1名は宿泊せず)、教員1名。マイクロバスで大学を出発したのが朝8時。まず軽井沢に向かい、堀辰雄文学記念館を見学、さらに軽井沢高原文庫で堀辰雄山荘、有島武郎別荘、野上弥生子書斎などを見学しました。西洋文学への造詣が深い日本人作家の貴重な資料が展示されていて、比較文学的立場から見てたいへん興味深いものでした。その後、昼食をはさみ、旧軽井沢を散策、日本の近代文学と縁のあるスポットをあれこれ訪ねてきました。夜は佐久のホテル「かすがの森」に宿泊。夜遅くまで皆で文学について語り合いました。翌日は諏訪へ移動し、北澤美術館を見学。エミール・ガレなどの作品を通して、フランスにおけるジャポニズムの影響の一端に触れ、比較文化への興味を新たにしました。その後、グループに分かれて諏訪市美術館や片倉館を見学、マイクロバスで大学に戻ったのが17時30分。充実感と心地よい疲労を感じながら散会しました。なお、この合宿を行うに当たっては後援会の援助を受けました。記してお礼を申し上げます。

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