お知らせ・報告

20170612中国語サロン 虫再び、霜と雪

「蚕のさなぎ」の佃煮、予想を超えた高評価でした。

この日の中国語サロンは、学生、院生、参加いただいているネイティブ非常勤講師の先生方等、全部で7人参加でした。

5月29日中国語サロンで出した「いなご」に続いて、今回「蚕のさなぎ」の佃煮が登場。中国人院生Z君・Jさん・非常勤講師のL先生に味見してもらったところ、とても美味しいと高評価。いなごは美味しかったけど“还是吃不惯”とのこと、慣れ親しんだ食材ではないことから違和感は拭えなかったようです。
蚕のさなぎは中国でも“营养丰富”な食材として評価を得ていて、L先生が“中国的蚕蛹这么大(中国の蚕のさなぎはこれぐらいの大きさです)”と言って指で示したその長さが5cmほど。そんなに大きいの??と驚かされますが、中国の蚕蛹は大きくそして硬い部分があるので、噛み切れない部分を“吐出来”口から吐き出す食べ方をするそうです。日本の蚕のさなぎは長さ2cm程度で小さくそして“很嫩”柔らかいので、その場にいた中国人全員が「とても美味しい」と喜んで何個も口にしていました。食べることに抵抗はないだろうとまでは予想していましたが、日本のものが小さく食べやすくて美味だという比較の視点は意外且つ新鮮でありました。

この日4年生のK君が就職活動が一段落ついて久しぶりに参加してくれました。初めて顔を合わせる人が多いので定番の自己紹介。名前に出身地に趣味、出身地が兵庫県ということで中国人参加者から「兵庫県で美味しい食べ物は何ですか?」と質問が出て、「それはやはり神户牛肉!」その場の一同皆納得です。高級牛肉に細かく入っている白い脂身、日本語で言うところの所謂「霜降り」は、中国語で“雪花牛肉”と言うんですよとZ君から教えてもらいました。同じ概念を指すにも霜と雪、その違いが実に面白いです。

◎中国語サロンは毎週月曜昼休み(12:10~13:00)、信大人文ホールの西側隅っこで開催しています。些細な質問でも中国語の宿題でも、中国語ネイティブの方に尋ねてみたいことがあればお気軽にどうぞ。

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