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松本の夏行事

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先日、用事があって上土辺りを通っていた時に、七夕人形を見かけました。 写真はマサムラの向かいに位置する「東すし」の軒先です。 木製人形に子ども用の浴衣を着せられていて、松本らしい風情を漂わせています。

松本の七夕は月遅れで行われるので、夕立はあったとしても(今年は全くありません)織姫と彦星は毎年会うことができるだろうとホッとします。

それから、前回お伝えした「松本ぼんぼん」ですが、今年が52回目とのこと。 ということは1975年に始まったことになります。 私の入学した年に重なるのですが、当時のお祭りの記憶は全くありません。逆に、松本生まれの女学生が「あんなのはぼんぼんじゃない」と言っていたことだけを何故か覚えています。

「松本ぼんぼん」の歌詞の中には「山に緑の風吹けば/杉っぱ青っぱ青山様が」と出てきます。 「ぼんぼん」も「青山様」も昔から伝わる子どもの行事です。

男の子は「青山様」、女の子は「ぼんぼん」と分かれていました。 男の子たちは「青山様だい、わっしょいこらしょと元気よく掛け声をかけながらお神輿を提げたり引いたりして町内を練り歩いていたように記憶しています。 女の子たちは「ぼんぼんとても今日明日ばかり/あさってはお嫁のしおれ草...」と哀調を帯びた歌を歌いながら、提灯を提げて静かに隊列を進めていました。

街中に出ることが減ってしまったので、最後に見かけたのは10年くらい前でしょうか。 今も子どもたちの伝統行事は続いているのでしょうか。

明るく元気な「松本ぼんぼん」も楽しみですが、「七夕人形」や「青山様」、正調「ぼんぼん」をこれからも受け継いでいってほしいなと思います。

                                     【会長:鈴木崇夫】

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