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高市発言と台湾問題

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9日の火曜日、松本キャンパスの人文学部経法学部新棟1階の大講義室で表題のようなテーマのシンポジウムが開かれました。 主催は「平和と憲法をまもる信州大学人の会」で、話題提供者は人文学部で1986年から2018年まで東洋史を教えられた久保亨先生でした。 参加者は、会場に30人くらい集まり、その外にオンラインで20人くらいと聞きました。

「中国は『有事法制』を問題視しているのではない、『台湾有事と発言したこと』を問題視している」理由を、「ポツダム宣言」、「サンフランシスコ講和条約」、あるいは日中国交正常化時の「共同声明」まで遡って理解しないと、中国の言い分と高市発言の問題点は理解できないというのです。

高市総理の発言をどう評価するかは置いたとして、お話の中で一番感じたことは「己の無知」でした。 この歴史的背景は、なかなか学ぶ機会がありません。 それにも関わらず、私は高市発言に憤慨すると共に、中国の威圧的態度に憤慨していたのです。

こりゃあ、しっかり学ばなければならないなと思って帰途に就きました。

                                     【会長:鈴木崇夫】

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