78年入学の大西浩さん（64歳・国語学専攻）が、遠征中のカラコルム山脈で遭難し亡くなられました。

大西さんは、大学卒業後長野県立高校の教員になると山岳部顧問として活躍。　長野県山岳協会副会長も務めていらっしゃいました。

今年５月に同窓会役員を打診したところ、「これが最後の海外登山。思い切り打ち込みたい」とのお答えで、帰国後には遠征記を書いてもらう約束をしたところでした。　別れ際の笑顔が忘れられません。

報道によれば、慎重で有名だったという大西さんだけに、山岳関係者は一様に「信じられない」と口にしている由。　心からお悔やみを申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【会長：鈴木崇夫】