1日の総会に合わせて、卒業生で現在朝日新聞「俳壇」選者、現代俳句協会副会長の小林貴子さん（1979年入学　国文学）の記念講演が行われました。

演題は「俳句の楽しさ」　「夏草や兵どもが夢の跡」松尾芭蕉、「痩せ蛙負けるな一茶これにあり」小林一茶など誰もが知っている身近な句から「花衣ぬぐやまつはる紐いろゝゝ」杉田久女、「七夕や髪ぬれしまゝ人に逢ふ」橋本多佳子など・・・ちょっとしっぽりした句まで、俳句の世界の奥深さ、広さを知ることができました。

講演には日本言語文化の速水香織先生や現役の学生さんも参加してくれ、短い時間でしたが俳句の楽しさの一端を学ぶことができました。

小林さんは7月中旬から毎月、14000通もの俳句を4人の選者と一緒に一日で選句しなければいけないとのこと・・・大変な活動ですが、「俳句は40年関わっても全然分からない。　やればやるほど奥が深い・・」と話す笑顔が素敵でした。　これからのますますのご活躍を期待したいと思います。

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