大学院総合理工学研究科農学専攻2年の重政海斗さんが日本雑草学会第64回大会においてベストポスター賞を受賞
2025年3月24、25日に、信州大学長野(工学)キャンパスで開催された日本雑草学会第64回大会において、雑草学研究室の重政海斗さん(修士2年(発表当時・修士1年)が「ベストポスター賞」を受賞しました。
この賞は、特に優れたポスター発表に与えられるものです。
今回の受賞は、特定外来生物に指定されているアレチウリの防除方法として、刈り取りを実施する時期の違いに着目した研究に与えられました。本研究では、刈り取り後の植生の推移と、発生時期による本種の光合成能力の違いを明らかにし、適切な時期に刈り取りを実施することで、アレチウリの生育を抑制し得る群落形成につながることを示しました。競合種を活用した持続的かつ効率的な防除法という新しい視点が評価されました。
受賞演題は以下のとおりです。
「長野県における異なる刈り取り時期がアレチウリ(Sicyous angulatus L.)の群落形成に与える影響」
〇重政海斗 1,渡邉修 2
(1信州大学大学院総合理工学研究科,2信州大学学術研究院(農学系))