大学院総合理工学研究科農学専攻修了生の冨田樹さんが2025年棚田学会発表会において若手優秀発表賞を受賞
2025年12月6日に早稲田大学(早稲田キャンパス)で開催された2025年棚田学会発表会において、農村計画学研究室の冨田樹さん(修士課程2024年度修了生)が「若手優秀発表賞」を受賞しました。
本賞は40歳以下の若手研究者の中で着眼点、独創性、将来性のある優れた発表を行った者に授与されるものです。
今回の受賞は、2019年に施行された棚田地域振興法で認定された指定棚田地域における振興計画を対象に、同地域が利用可能な関連事業や棚田コンシェルジュの活用実態を明らかにし、その分析結果から現時点では活用範囲が限定的であり、計画策定段階での地域支援策こそ重要である点を示したものを、今後の施策展開に寄与する可能性が高いとして評価されたものです。
受賞演題は以下のとおりです。
「指定棚田地域振興活動計画から見た関連事業・コンシェルジュ活用の実態と課題 ―計画策定時点における検討―」
〇冨田樹 1,内川義行 2
(1株式会社価値総合研究所,2信州大学学術研究院(農学系))


