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2023年度日本造園学会中部支部大会で大学院総合理工学研究科農学専攻1年の黒田遼さんと農学部農学生命科学科森林・環境共生学コース4年の佐藤温さんが優秀学生発表賞をダブル受賞しました

研究

2023年12月17日にオンラインで開催された2023年度日本造園学会中部支部大会において,緑地生態学研究室の黒田遼さん(修士1年)と佐藤温さん(学部4年)が「優秀学生発表賞」をダブル受賞しました。

黒田さんの優秀学生発表賞については,精力的な野外調査によって得られた豊富なデータを基にした信頼性の高い保全生態学的研究であること,また口頭発表でのわかりやすいプレゼンテーションのつくり方などが特に評価されました。また,絶滅が危惧されるツチガエルやナゴヤダルマガエル,トノサマガエルの伊那盆地における分布パターンについて,特に異なるレベルの調査方法によって比較考察した点が評価されました。

佐藤さんの優秀学生発表賞については,減少や絶滅が心配されるチョウ類の一種であるクロツバメシジミと本種の幼虫の食草であるツメレンゲとの関係性が天竜川水系の一部で失われたこと,また外来植物の影響について明らかにしたことが評価されました。

受賞演題は各々以下のとおりです。
「長野県南部の水田域に生息するアカガエル科3種の分布パターン」
○黒田遼1、大窪久美子2
(1信州大学大学院総合理工学研究科、2信州大学農学部 )

「天竜川水系の希少種クロツバメシジミのハビタットにおける外来植物および遷移進行の影響と経年変化」
〇佐藤温1,大窪久美子1
(1信州大学農学部 農学生命科学科 森林・環境共生学コース)

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