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大学院総合理工学研究科・農学専攻のJamiyanpurev Soyolmaaさんが日本畜産学会第131回大会優秀発表賞を受賞

研究

令和5年9月19日、帯広畜産大学(北海道・帯広市)で開催された「日本畜産学会第131回大会」において、大学院総合理工学研究科・農学専攻のJamiyanpurev Soyolmaaさん(修士課程2年)が優秀発表賞を受賞しました。

プロバイオティック乳酸菌には様々な健康効果が知られ、発酵乳の製造・開発が盛んに行われています。本研究では、代表的なプロバイオティック乳酸菌であるLacticaseibacillus rhamnosus GG(LGG)をモデル株として、リボソーム工学を適用した育種により得られた自然突然変異株がもたらす免疫特性について調査を行いました。結果として、一部の変異株およびその菌体表層タンパク質、さらに培養液上清中に含まれる細胞外小胞が有するユニークな免疫調節作用について明らかにしました。今後、プロバイオティック乳酸菌のさらなる利用拡大に向けて期待される成果です。

受賞演題は以下の通りです。
「プロバイオティック乳酸菌の機能強化と菌体表層タンパク質および細胞外小胞がもたらす異なる免疫応答」
Jamiyanpurev Soyolmaa1 、生井楓2、木下英樹3、下里剛士4
1信州大学大学院総合理工学研究科、2東北大学大学院農学研究科、3東海大学農学部、4信州大学バイオメディカル研究所

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