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ベトナム植物資源センターのHang研究員およびHien研究員を迎えて国際植物遺伝資源セミナーを開催しました

国際交流研究

 令和5年7月14日、信州大学農学部伊那キャンパスにおいて、ベトナム農業科学アカデミー植物資源センターのNguyen Thi Thuy Hang研究員およびNguyen Thi Hien研究員を迎えて植物遺伝資源に関する国際セミナーを開催しました。
 セミナーでは、Nguyen Thi Thuy Hang研究員による「ベトナム国立ジーンバンクにおけるショウガ科遺伝資源の保存」、およびNguyen Thi Hien研究員による「ベトナム国立ジーンバンクにおける遺伝資源種子の保存プロセス。」と題した講演がなされ、さらにヨルダンからの博士課程留学生である大学院総合医理工学研究科総合理工学専攻(遺伝育種学研究室)のNahed Ma'rouf Abral-Kareem Ahme氏による「ヨルダン農業における最重要課題」と題した講演もなされました。各発表者の発表に対して参加した聴講者による活発な討議が行われました。
 ベトナムからの2名の研究員は、農林水産研究推進事業委託プロジェクト研究「植物遺伝資源の収集・保存・提供の促進」(PGRAsia)の一環として、伊那キャンパスでの遺伝資源評価研修に参加するために来日中でした。このプロジェクトは植物遺伝育種学研究室の松島憲一教授が農研機構遺伝資源研究センターや同野菜花き研究部門などと共にベトナムをはじめとしたアジア諸国と共同実施している研究プロジェクトです。両研究員は帰国後、本研修で得た技術を母国の植物遺伝資源や育種に関する研究に生かし、牽引していくことが期待されています。

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