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森林計測・計画学研究室らが「ウッドデザイン賞2022」を受賞しました

研究

事業概要図
事業概要図

 一般社団法人日本ウッドデザイン協会(隈 研吾会長)に農学部森林計測・計画学研究室が精密林業計測㈱等の団体と共同で応募した作品「ドローンtoハウジング~建築と森林のデジタル融合~」が「ウッドデザイン賞2022」を受賞しました。
 ウッドデザイン賞は、SDGsやカーボンニュートラルへの取組が必須となっている今、木を使うことによって社会課題の解決を目指す「ウッドデザイン」の定義に基づき、森林や木を活かして木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的とした、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を募集・評価し表彰する顕彰制度です。
 受賞作品は、建築と森林の両サイドがそれぞれ補足した正確なデジタル情報を融合させる技術開発によるものです。建築に必要な部材情報と森林の樹木1本1本の資源情報を一気通貫につなげることで、地域材の家が建ち、さらには地域循環型の森林産業を確立します。デジタル技術に支えられた里山における豊かな地域社会のあり方を示す共同研究です。
 スマート林業の先頭を走る信州大学農学部森林計測・計画学研究室と精密林業計測㈱、木造大型パネルの家づくりと建築部材情報のDXを進めるウッドステーション㈱、森林直販事業と国産無垢材の建築使用の活性化に取り組む㈱森林連結経営が連携して、先進的な林業と建築のフロントランナーが共同体となって川上から川下まで一気通貫で業界にアプローチし、森林を伐採する、木材を使う、木を植える、育てる‥という森林の持続可能なサイクルを生み出します。

<ウッドデザイン賞2022受賞作品>
応募作品名 :「ドローンtoハウジング~建築と森林のデジタル融合~」
応募団体名 :精密林業計測㈱、信州大学農学部 森林計測・計画学研究室、ウッドステーション㈱、㈱森林連結経営
分野 :コミュニケーション分野
サブカテゴリ :異業種・異分野連携
表彰部門 :ソーシャルデザイン部門

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