ベトナム農業科学アカデミー植物資源センターのLoan上席研究員、Thuy研究員を迎えて国際植物遺伝資源セミナーを開催しました
令和4年10月7日、信州大学農学部伊那キャンパスにおいて、ベトナム農業科学アカデミー植物資源センターのHa Minh Loan上席研究員およびNguyen Thi Bich Thuy研究員を迎えて国際植物遺伝資源セミナーを開催しました。
セミナーでは、Loan上席研究員による「植物資源センターについて」、さらにThuy研究員による「ベトナム国立ジーンバンクによる農作物遺伝資源の保全」と題した講演がなされ、出席者による活発な討議が行われました。
両研究員は、植物遺伝育種学研究室の松島憲一教授が農研機構遺伝資源センターや同野菜花き研究部門などと共にベトナムをはじめとしたアジア諸国と共同実施している農林水産研究推進事業委託プロジェクト研究「植物遺伝資源の収集・保存・提供の促進」(PGRAsia)の一環として、伊那キャンパスでの遺伝資源評価研修に参加するために来日中でした。両研究員は帰国後、研修で得た技術を母国の植物遺伝資源や育種に関する研究に生かし、牽引していくことが期待されています。