「農食福連携による就職・転職支援プログラム」修了式を開催しました

令和3年12月27日(月)、文部科学省の就職・転職支援のための大学リカレント教育推進事業として実施した「農食福連携による就職・転職支援プログラム」の修了式を伊那キャンパス（オンラインによる配信も併用）で行いました。本プログラムは、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた失業者・転職希望者を主な対象者として、農業、食品産業および福祉事業の連携プログラムを通じて、受講者の就職・転職・新規就農につなげることを目的としたもので、10名が受講しました。

　修了式では開式の辞に続き、藤田農学部長より代表の修了生に対して、修了証書が授与されました。次に藤田農学部長より祝辞が述べられ、続いて本プログラムの連携大学である佐久大学の佐藤副学長、本プログラムの事業責任者である春日教授よりお祝いの言葉が述べられました。

　最後に受講生を代表して修了生より感謝のことばがあり、このプログラムでの講義、実習・見学、インターンシップの体験談や受講に対しての感想などが話され、出席者（オンラインでの参加者も含む）一同、感慨深く聞き入っておりました。

　このプログラムの実施にあたっては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、9月の講義は全てオンラインで行い、10月の実習・見学から対面で実施しました。実習・見学では愛知県や奈良県の遠い場所から大学周辺に住居を借りて参加した受講生もおりました。11月には、受講生それぞれの希望に基づきインターンシップを実施しました。なかにはインターンシップ先にそのまま就職する受講生や、インターンシップを行うことなく就職をする受講生もおりましたが、このプログラムの受講を通じて得たものを今後の糧にしていただけたら幸いです。

　なお、このプログラムでは、修了式後も受講生のための就職支援を令和４年３月まで実施いたしますので、今後も受講生とのつながりは続いていきます。