総合医理工学研究科博士課程の白井郁也さんが第75回日本栄養・食糧学会大会でトピックス賞を受賞
令和3年7月3~4日にオンラインで開催された第75回日本栄養・食糧学会大会において,食品化学研究室の白井郁也さん(総合医理工学研究科博士課程)がトピックス賞を受賞しました。
この研究は,寒天を原料とするアガロオリゴ糖が体内に移行する仕組みの一端を明らかにしたものであり,機能性食品の開発において新たな知見を提供しました。一般演題の中から特に話題性が認められる演題として選出されました。
なお,本結果は伊那谷アグリイノベーション推進機構(事務局:信州大学農学部)に参画する伊那食品工業株式会社の製品開発における課題と,信州大学農学部の技術シーズが合致したことがきっかけで生まれた成果であり,本学での産学連携を推進するものです。
受賞演題は以下の通りです。
「寒天オリゴ糖のラット血中移行及び腸管上皮細胞を用いた透過経路の検討」
◯白井郁也1,2,唐澤幸司2,小平裕介1,松本渚3,重村泰毅3,真壁秀文1,片山茂1
(1信州大院・農,2伊那食品工業(株),3東京家政大院・健康栄養)