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ドイツ ロッテンブルク林業大学Hein教授による特別講義が行われました

国際交流

Hein教授による特別講義の様子
Hein教授による特別講義の様子
本学部学部長との懇談会
本学部学部長との懇談会
木曽赤沢自然休養林にて
木曽赤沢自然休養林にて

2019年11月12日、ロッテンブルク林業大学のSebastian Hein教授、Christoph End氏と本学部城田助教らが木曽赤沢自然休養林を訪問し、ヒノキ林育成に関するエクスカーション(体験型の見学会)を行いました。翌13日、両氏を伊那キャンパスにお迎えし、学部長との懇談会と学生への特別講義を開催しました。

ロッテンブルク林業大学はドイツ南西部に位置し、森林官の育成をはじめ、持続可能社会の形成に寄与する実践的な教育・研究を行っています。2018年3月に信州大学と連携協定を締結し、日独林業サマースクールを通じて交流を深めてきました。

木曽のヒノキ林はドイツでも20世紀初頭に紹介されており、両氏にとって意義のあるエクスカーションになりました。ドイツとの違いや森林育成の方法などを現場で議論することができました。

翌日の学部長表敬訪問では、まずサマースクールの継続的実施について合意が得られました。次に、お互いの研究・教育の促進、円滑な交流について話し合われました。

最後に、森林・環境共生学コースの学生を対象にした特別講義を開催していただきました。多数の学生が参加する中、ドイツでは過剰な森林利用に対する反省として持続可能性が科学的に目指されてきた歴史が紹介されました。

ドイツは林業先進国だけではなく環境先進国でもあります。今回の両氏の訪問によって、ロッテンブルク林業大学と信州大学農学部が共に、持続可能な人と自然のあり方について、相互に協力しながら探求していくことができることを確認できました。

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