第2次農援隊が長野市内の被災地にてボランティア活動を行いました
2019年12月7日、8日、14日の3日間、第2次農援隊(※)が長野市内の被災したりんご農園にて農業ボランティア活動を行いました。これは、10月13日の台風19号の豪雨により千曲川の堤防が決壊し、浸水被害を受けたりんご農家を支援するためのものです。被災後、個々人でボランティアに参加した学生・教職員も多数おりましたが、12月に農学部として農援隊を発足し、一般の災害ボランティアの方とともに活動を行いました。
今回の支援内容は、主に泥や災害廃棄物が堆積してしまったりんご農園の泥の掻き出しや災害廃棄物の片づけ等です。
被災から2か月近くが経っていたものの、りんご園には厚さ10~30㎝の泥層、場所によっては50~60㎝の溜泥が堆積しており、重たい泥の掻き出しと運搬作業によって12月の寒さの中でもうっすら汗ばむ状況もありました。
今後も、引き続き泥の掻き出しや、春の消毒作業など、りんご園への支援が必要です。農援隊としてのまとまった活動は終了しましたが、引き続き個々人でのボランティア活動を通して、支援を行っていきます。
※農援隊は、もともと2011年の長野県北部地震で被害を受けた栄村の復興支援のために、農学部の有志の学生・教職員により立ち上げられたボランティア組織です。