Facebook

カンボジア農業開発研究所のLeakhena研究員を迎えて国際公開セミナーを開催しました

国際交流

国際公開セミナーの様子
国際公開セミナーの様子
Leakhena研究員による講演
Leakhena研究員による講演
関係者記念撮影
関係者記念撮影

2019年10月23日、伊那キャンパスにおいて、カンボジア農業開発研究所(CARDI)のMat Leakhena研究員を迎えて国際公開セミナーを開催しました。なお、セミナーは植物遺伝育種学研究室と国際地域開発学研究室の主催により実施されました。

セミナーでは、国際地域開発学研究室の沖田遙久さん(植物資源科学コース4年)によるカンボジアのタケオ州で実施された地域研究の結果について、また、植物遺伝育種学研究室の坂東克哉さん(植物資源科学コース4年)による本年10月に実施されたカンボジア南部7州での植物遺伝資源探索結果について、それぞれ英語での報告がありました。次いで、Mat Leakhena研究員より、カンボジアで収集されたトウガラシ遺伝資源の評価結果について講演いただきました。報告、講演に続く質疑応答では、モンゴルやスリランカからの留学生など多くの出席者により活発な討議が行われました。

同研究員は、植物遺伝育種学研究室の松島憲一准教授らが農研機構遺伝資源センターや同野菜花き研究部門などと共にカンボジアをはじめとしたアジア諸国と共同実施している農林水産省委託プロジェクト研究「海外植物遺伝資源の民間等への提供促進」(PGRAsia)の一環として、伊那キャンパスでの遺伝資源評価研修に参加するために来日中でした。同研究員は帰国後、研修で得た技術を母国の植物遺伝資源や育種に関する研究に生かし、牽引していくことが期待されています。

« 前の記事へ

お知らせ一覧にもどる

次の記事へ »

a