市川紗貴さんと松本果楠子さんがFCT2017でBest Poster Awardをダブル受賞しました
平成29年11月2~4日にThe DoubleTree by Hilton Baltimore-BWI Airport(Baltimore, USA)で開催されたIII International Conference on
Food Chemistry and Technology(FCT)2017において、農学部食品化学研究室の市川紗貴さんと松本果楠子さんの二人がポスター賞(Best Poster Award)をそれぞれ受賞しました。
市川さんの研究は、老化促進モデルマウスにグルコラファニン高含有の品種改良ケールを摂取させることで皮膚老化が抑制されることを見出したものです。アンチエイジング食素材としてケールの新たな機能性を報告したことが評価されました。
松本さんの研究は、天然中の機能性成分であるフェルラ酸に糖鎖を導入することで神経保護作用が向上することを見出したものです。神経変性疾患の予防治療薬の開発において新しい知見を提供したことが評価されました。
受賞演題は以下の通りです。
「Long-term dietary intake of kale cultivar with high content of glucoraphanin suppresses skin aging in senescence-accelerated mouse prone 1」
Saki Ichikawa1, Shigeru Katayama1, Yuki Uchibori1, Takakazu Mitani1, Tomohiro Ohno2, Soichiro Nakamura1
(1Shinshu University, Japan; 2Yakult Health Foods Co., Ltd., Japan)
「Enzymatic synthesis of novel rutinoside using rutinase and its functional properties」
Kanako Matsumoto, Shigeru Katayama, Fumiaki Ohno, Takakazu Mitani, Soichiro Nakamura
(Faculty of Agriculture, Shinshu University, Japan)