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日本畜産学会第123回大会において公開シンポジウムが開催されました

トピックス

9月5日(火)合同シンポジウム(CFMD×CFAI)関係者
9月5日(火)合同シンポジウム(CFMD×CFAI)関係者
各日開催されたシンポジウムは大勢の方の参加があった
各日開催されたシンポジウムは大勢の方の参加があった
9月6日(水)国際シンポジウム関係者による記念撮影
9月6日(水)国際シンポジウム関係者による記念撮影
9月7日(木)熱気あふれる会場
9月7日(木)熱気あふれる会場
9月8日(金)高校生も参加し、充実したシンポジウムとなりました
9月8日(金)高校生も参加し、充実したシンポジウムとなりました

平成29年9月4日から5日間、本学部において日本畜産学会第123回大会が開催されました。各日公開シンポジウムが開催され、大勢の来場者で会場は熱気に包まれました。

平成29年9 月5 日(火)に信州大学 菌類・微生物ダイナミズム創発研究センター(CFMD)と東北大学食と農免疫国際教育研究センター(CFAI) の合同シンポジウムが開催されました。
信州大学菌類・微生物ダイナミズム創発研究センター(CFMD)は、本学における、きのこ学・菌類学、酪農科学・乳酸菌科学分野における高い実績と伝統を継承した「菌類」「微生物」をキーワードとする信州大学次代クラスター研究センターです。
一方、東北大学 食と農免疫国際教育研究センター(CFAI)は、農学領域における免疫学「食と農免疫」を専門とする世界初の国際教育研究センターです。
作物、畜産、水産などの主要研究領域において、農免疫機構に関する研究を分野横断的に展開することにより、生物が本来有する免疫力を活用した農畜水産物の健全育成システムに加え、生産された食品の安全性と機能性を総合的に診断評価する新たなシステムの開発に挑戦しています。
合同シンポジウムは、短時間のミニシンポジウムでしたが、活発な質問・意見も飛び交い、今後の両センターの連携(CFMD × CFAI)に向けて、有意義な時間となりました。
○ 合同シンポジウムプログラム
 開会の辞            (司会:下里剛士 CFMD センター長)
 研究センターの概要・取組等の紹介  麻生  久氏(CFAI センター長)
                   下里 剛士氏(CFMD センター長)
 講演・研究事例紹介
  白川 仁  准教授 (CFAI)  「米糠の生活習慣病予防効果」
  河原 岳志 准教授 (CFMD)  「皮膚角化細胞を介して発現する乳酸菌
                  能性」
  田中 沙智 助教  (CFMD)  「食品由来成分による腸内細菌叢の変動
                  疫機能の制御」
 閉会の辞            (北澤春樹 CFAI 副センター長)
■ リンク
 信州大学菌類・微生物ダイナミズム創発研究センター(CFMD)
  http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/cfmd/index.html
 東北大学 食と農免疫国際教育研究センター(CFAI)
  http://www.agri.tohoku.ac.jp/cfai/index.html

平成29年9 月6 日(水)、日本畜産学会・日本家禽学会 共同開催の国際シンポジウムが実施されました。本国際シンポジウムは、本学部の小野 珠乙 教授及び鏡味 裕 教授の共同主宰として行われました。
シンポジウムでは当該研究領域で最先端の研究を推進する5名の招待講演者によって、分子・細胞・個体レベルにおける最新の研究手法を駆使した動物(家畜・家禽)バイオテクノロジーの研究成果が紹介されました。
また、これらの研究講演に対し参加者から活発な討議がありました。
本国際シンポジウムには、韓国、ハンガリー、日本をはじめ各国から多数の参加者を得て極めて有益な国際会議の実施となりました。
最先端動物バイオテクノロジー国際シンポジウム:
 *開会の辞                           (信州大農・小野 珠乙 教授)
  *講演1:次世代シークエンスによる動物ゲノム解析      (ソウル大学・Heebal Kim教授 )
  *講演2:家禽始原生殖細胞におけるゲノム編集        (ソウル大学・Han Jae Yong教授 )
  *講演3:ブタ受精卵・卵子の凍結保存と胚の作出       (農研機構・Tamas Somfai主任研究員)
  *講演4:ブタ遺伝資源の凍結の最先端:生殖線細胞の凍結と利用(農研機構・菊地 和弘 主席研究員)
  *講演5:ストレス応答マーカーとしての神経成長因子     (東京農工大・田中 あかね教授)
 *閉会の辞                           (信州大農・鏡味 裕 教授)
■リンク
 日本畜産学会 http://www.jsas-org.jp/ 
 日本家禽学会 http://jpn-psa.jp/

平成29年9月7日(木)に 北信越畜産学会・(公社)畜産技術協会主催による公開シンポジウムが開催されました。
本シンポジウムでは、「アニマルウェルフェアと畜産物の国際化」をテーマに160名余の参加者が聴講しました。
畜産物の輸出や東京オリンピック・パラリンピックでの食材提供において、その畜産物がアニマルウェルフェアに配慮されて生産されたのかが問われている今日、関係者の関心の高さが伺えました。
■シンポジウムプログラム
 アニマルウェルフェアとは何か                (茨城大学農学部・小針大助 准教授)
 アニマルウェルフェアに関する国際認証            (信州大学農学部・竹田謙一 准教授)
 アニマルウェルフェアの普及~消費者意識の醸成        (帝京科学大学生命環境学部・佐藤衆介 教授)
 ブロイラー生産におけるアニマルウェルフェアの取り組みと課題 ((株)十文字チキンカンパニー・岡本花子 氏)
 酪農生産におけるアニマルウェルフェアの取り組みと課題    (オリオン機械(株)・小林明由未 氏)
 養豚生産におけるアニマルウェルフェアの取り組みと課題    ((株)林牧場・林丈志 氏)
 総合コメント                        (東北大学大学院農学研究科・深澤充 准教授)
■リンク
(公社)畜産技術協会 http://jlta.lin.gr.jp/

平成29年9月8日(金)に 日本学術会議食料科学委員会畜産学分科会主催による公開シンポジウムが開催されました。
本シンポジウムでは、畜産学が目指す幅広い教育、研究分野において、最新の教育・研究課題について紹介され、95名の参加者と多角的な議論が行われました。また、長野県上伊那農業高等学校からも大勢の生徒さんたちが聴講され、畜産学分野の将来性が期待できるシンポジウムとなりました。
■シンポジウムプログラム
 開会の挨拶                  渡邉誠喜 氏(日本畜産学アカデミー会長・東京農業大学名誉教授)
 畜産学分科会発出の報告について        佐藤英明 氏(日本学術会議会員、東北大学名誉教授)
 家畜生産を支えるアニマルウェルフェアとスマート畜産 
                        竹田謙一 氏(信州大学農学部准教授)
 畜産物の安全性の担保、特に放射能対策     眞鍋 昇 氏(大阪国際大学教授・学長補佐、日本学術会議連携会員)
 応用動物の機能と能力を生かす最近のゲノム編集技術と繁殖技術
                        柏崎直己 氏(麻布獣医学園理事長、日本学術会議連携会員)
 養豚チェックオフ制度、とんとん自助金は何を目指すか  志澤 勝 氏((一社)日本養豚協会会長)

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