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農学部AFCの中村教授と農学研究科の尾崎さんがダブル受賞

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左から尾﨑さん、中村教授
左から尾﨑さん、中村教授
受賞記念講演をする中村教授
受賞記念講演をする中村教授
今村日本環境動物昆虫学会長から   表彰を受ける尾﨑さん
今村日本環境動物昆虫学会長から   表彰を受ける尾﨑さん

農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センターの中村寛志教授が日本環境動物昆虫学会学会賞を受賞

 

平成24年11月17-18日、名古屋大学で開催された第24回日本環境動物昆虫学会年次大会において、農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センターの中村寛志教授が日本環境動物昆虫学会賞を受賞しました。

受賞業績題目は「昆虫類による環境評価と生息環境の保全に関する研究」で、チョウ類やオサムシ類の定量的調査に基づく環境評価手法であるグループ別RI指数法を開発したこと、またオオルリシジミなどの絶滅危惧チョウ類の生息環境保全に関する研究について多くの報文や総説を学会誌に発表し、急速に生物多様性が減少する現代社会がその対策を検討するうえで重要な研究業績をあげ、環境動物昆虫学の進歩に顕著に貢献するものと高く評価されたことが受賞理由です。

さらに信州地域の生物多様性保全に関わるさまざまな委員を務めるなど、絶滅危惧種の保全に指導的な役割を果たしたことや、長年日本環境動物昆虫学会の評議員、理事などを務めるなど学会運営への寄与も大きいことも受賞理由の一つとなっています。

なお受賞者は学会設立以来24年間で中村教授が三人目で、受賞記念講演は11月17日(土)に名古屋大学環境総合館レクチャーホールにて行われました。

 

 

大学院農学研究科の尾﨑絵理さんが第24回日本環境動物昆虫学会年次大会で優秀講演発表賞を受賞

 

平成24年11月17-18日、名古屋大学で開催された第24回日本環境動物昆虫学会年次大会において、大学院農学研究科食料生産科学専攻1年の尾﨑絵理さん(AFC昆虫生態学研究室)が、優秀講演発表賞(口頭発表部門)を受賞しました。

発表題目は「絶滅危惧種ミヤマシジミの休眠卵・非休眠卵の産み分けに関する研究」であり、夏に発生するミヤマジミ成虫は非休眠卵を産むが、秋の成虫はそのまま越冬する休眠卵を産卵する。この産み分けを決定する日長条件とその感受期を実験的に明らかにした内容です。30歳以下の若手研究者の中からただ一人の受賞となりました。

 

受賞対象となった研究発表は以下の通りです。
「絶滅危惧種ミヤマシジミの休眠卵・非休眠卵の産み分けに関する研究」
尾﨑絵理1・江田慧子2・中村寛志1(1:信州大学農学部AFC、2:信州大学山岳科学総合研究所)

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