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信州大学大学院修了生の飛田啓輔さんが平成22年度日本酪農科学会奨励賞を受賞

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    授賞式での飛田さん(左)
    授賞式での飛田さん(左)

信州大学大学院総合工学系研究科博士課程修了生の飛田啓輔さん*)が、8月20日に共立女子大学で行われた酪農科学シンポジウムで平成22年度日本酪農科学会奨励賞を受賞しました。受賞課題は、「カゼインホスホペプチドと乳酸菌の免疫調節機能に関する研究」です。

 

牛乳タンパク質の消化により生じるカゼインホスホペプチドが、粘膜免疫を促進するのに関係するレセプターとLactobacillus crispatusと同定された乳酸菌の免疫調節に関係するレセプターの探索、並びにLactobacillus crispatusの I 型アレルギー軽減機構を明らかにしたことが高く評価されたものです。
日本酪農科学会は会員数約200名の学会で、35歳以下の研究者を対象に毎年数名に奨励賞が与えられており、飛田さんは本年度の受賞者3名中の1人に選ばれました。

 

*) 信州大学大学院農学研究科機能性食料開発学専攻修了(平成16年度)
その後、(株)キティー勤務
(株)キティー在職中の平成18年4月~22年3月の間、派遣により総合工学系研究科生物・食料科学専攻(主指導教員 大谷 元教授)に在籍

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